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編集長KENSAKUが読み解く!2026年上半期売れたもの・売れなかったものランキング ホルムズ危機の影響は?

編集長Kensakuの注目ネタ
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2026年上半期、売れたものランキングに注目!

まず、上位にランクインした商品を見ていきましょう。

2026年上半期の金額前年比・上位ランキング

1位に輝いたのは、前年比155%を記録した「麦芽飲料」でした。前年の品薄状態からの反動や、実質的な値上げが要因として挙げられています。品薄だった麦芽飲料が1位とは、皆さんの「待ってました!」という声が聞こえてくるようです。

2位の「玩具メーカー菓子」(前年比142%)は、コロナ禍以降の漫画・アニメのIPコンテンツの強さに加え、VTuber関連の商品も大きく貢献したそうです。VTuber関連商品がここまで影響力を持つとは、時代の変化を感じますね。皆さんも推しのVTuber関連商品、購入されましたか?

その他、3位「ほほべに」(前年比131%)は目元付近まで効果が及ぶ新機軸の商品、5位「しわ取り剤」(前年比127%)はアイロン不要、7位「住居用クリーナー」(前年比121%)は洗剤スポンジ一体型と、手軽で新機能を備えた商品が上位に食い込んでいるのが特徴的です。日々の生活を少しでも楽にしたい、という皆さんのニーズが反映されているのかもしれませんね。

ホルムズ海峡危機が消費に与えた影響とは?

2月28日に勃発したホルムズ海峡危機は、中東からの石油関連輸送に大きな影響を与え、世界的な原油不足への警戒感を強めました。日本でも原油由来のナフサに関連した物資の不足が取り沙汰されるようになり、その影響は私たちの身近な商品にも現れています。

具体的には、ビニールやゴムを素材とする8位「家庭用手袋」(前年比119%)、主に食品保存バッグである11位「食品包装用品」(前年比118%)、食品の温めや保存に使う13位「ラッピングフィルム」(前年比116%)といった商品が上位にランクインしました。ホルムズ海峡危機、まさかこんな形で私たちの生活に直結するとは驚きです。皆さんは備蓄などされましたか?

これらの商品の月別売上推移を見ると、2月までは前年同月と大きな変化はありませんでしたが、3月から急激に増加していることがわかります。

ナフサ由来商品の金額前年比の推移 (2026年1-5月)

グラフを見ると、3月からの急増ぶりが一目瞭然ですね。社会情勢の変化が、いかに私たちの購買行動に影響を与えるかを示す良い例と言えるでしょう。

価格上昇が牽引した商品と、過去のトレンド

物価高が続く中で、特に価格高騰の影響が見られるのが、4位「インスタントコーヒー」(前年比131%)と6位「レギュラーコーヒー」(前年比122%)です。両商品とも販売金額は前年比2~3割上昇していますが、販売数量は伸び悩んでいるとのこと。値上がりしても需要がある、ということでしょうか。毎日のコーヒータイムは譲れない、という方も多いのかもしれませんね。

10位の「プロテイン粉末」(前年比118%)も値上がりに加え、今後も価格が伸びていくことを見越しての需要もあったのかもしれません。健康志向の高まりと、先行きの不透明感が重なった結果と言えそうです。

過去3年間のトレンドを振り返ると、新型コロナウイルスやインバウンド需要、外出需要、そして物価高と、毎年世相を反映した変化が見られます。

2023~2025年上半期の売れたものランキング

2025年上半期から今年の上半期にかけて、連続して15位以内に入ったのは「玩具メーカー菓子」(6位→2位)と「トマトジュース」(15位→12位)の2商品のみでした。毎年トレンドが大きく変わる中で、この2商品が連続ランクインとは、根強い人気を感じますね。

2026年上半期、販売苦戦ランキング

一方で、販売が苦戦した商品はどうだったのでしょうか。

2026年上半期の金額前年比・下位ランキング

1位の「検査薬」(前年比80%)は新型コロナウイルス用の抗原検査キットの需要減が主な要因です。その他、2位「鎮咳去痰剤」(前年比83%)、4位「マスク」(前年比86%)、5位「体温計」(前年比87%)、9位「総合感冒薬」(前年比90%)なども、コロナ禍での特需の反動があったと見られます。コロナ禍で需要が急増した商品が反動で苦戦するのは、ある意味自然な流れかもしれません。

また、3位「強心剤」(前年比86%)と11位「ビタミンB1剤」(前年比91%)は、外国人旅行客に人気でしたが、インバウンド需要が一巡した影響も考えられます。

注目すべきは10位の「米」(前年比90%)です。昨年は記録的な価格高騰で「売れたものランキング」の1位でしたが、今年は一転して苦戦ランキング入りとなりました。しかし、コロナ禍前の2019年と比較すると1.7倍の販売金額になっている点は見逃せません。昨年の1位から苦戦ランキング入りとは、消費者の皆さんの選択眼の厳しさを感じますね。

まとめ

物価高に加え、猛暑、そしてホルムズ海峡危機と、さまざまな事象が私たちの生活に影響を与え続けています。このような目まぐるしい変化を理解していくために、インテージは今年12月にも年間の売れたものランキングを発表する予定とのこと。来年末の発表も楽しみですね。

今回の記事で、皆さんの購入検討のヒントになれば幸いです。もし気になる商品があれば、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

関連情報はこちら

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

編集長 KENSAKU

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