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【編集長KENSAKUが注目!】未来を担う子どもたちへ「おもいやりリレー」でハラスメントを正しく学ぶ無料出前授業

編集長Kensakuの注目ネタ
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「おもいやりリレー」とは?

この出前授業のテーマは「それってハラスメント?」。合言葉は「気づく・聴く・伝える・相談する・つなぐ みんなでつなぐ『おもいやりリレー』」です。一般社団法人愛知ハラスメント未然防止センターでは、自分と相手の双方を大切にする一連の行動を「おもいやりリレー」と呼んでいます。これは、決して自分が我慢して相手に合わせることではありません。自分も相手も大切にし、違いを言葉で確かめ、嫌なことには意思を伝え、困ったときには相談し、安心を次の人へつないでいくことなのです。

中学校出前授業のイメージ

「何でもハラスメント」にならないために

「ハラスメントという言葉を教えると、子どもたちが何でもハラスメントと言うようになり、指導や人間関係が難しくなるのではないか」という懸念の声も聞かれるかもしれませんね。しかし、まさにこの懸念こそが、ハラスメントについて正しく学ぶ必要がある理由の一つだと、私は思います。

この授業や体験の目的は、不快に感じた出来事のすべてをハラスメントと呼んだり、誰かをすぐに「ハラスメント行為者」と決めつけたりすることではありません。子どもたちと一緒に、以下のようなことについて、事実や状況に沿って考える機会を提供します。

  • 適切な注意や指導

  • 意見や価値観の違い

  • コミュニケーション上の行き違い

  • 配慮や改善を必要とする言動

  • ハラスメントになり得る言動

厚生労働省も、客観的に見て必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導は、職場のパワーハラスメントには該当しないと示しています。言葉だけを知るのではなく、その意味と考え方を学ぶことが、本当に大切なのですね。

相談することの本当の意味

「相談した時点で、相手が『悪い人』や『ハラスメント行為者』と決まってしまうのではないか」と不安に感じる子どもたちもいるかもしれません。しかし、相談は相手を処罰してもらうためだけのものではありません。何が起きたのかを整理し、自分と相手の安全を確認し、誤解や行き違いがないかを考え、必要な支援や環境調整につなげ、そして同じ問題を繰り返さない方法を探すための「入口」なのです。

自分の違和感を無視せず、同時に自分の感じ方だけで相手を決めつけず、何が起きたのか、どのような関係や状況だったのか、ほかの伝え方はなかったかを丁寧に考える。このプロセスを学ぶことは、子どもたちの未来にとってかけがえのない財産になるでしょう。

集団の中で、安心して力を発揮するために

学級、部活動、委員会、学校行事、そして将来の職場では、考え方や感じ方、得意なことが異なる人たちが、同じ空間と時間の中で目的を共有します。その集団がよりよい力を発揮するために必要なのは、誰かが我慢して周囲に合わせることではありません。一人ひとりが安心して意見や違和感を伝え、互いの違いと境界を尊重し、困ったときには相談できる関係をつくることだと、私は考えます。

よりよい集団とは、全員が同じ意見になる集団ではありません。違いがあっても人格を傷つけずに伝え合い、必要なときには助けを求め、問題が起きたときには一緒に解決方法を探せる集団ではないでしょうか。

体験型授業「おもいやりリレー」の具体的な内容

この授業では、クイズ、カード、架空の事例、ミニロールプレイ、ワークシートなどを使い、次の行動を体験します。

  • 相手の話を決めつけずに聴く

  • 自分の考えや違和感を適切に伝える

  • 相手の「嫌だ」という気持ちや境界を尊重する

  • 必要な注意を、人格を傷つけずに伝える

  • 困ったときは一人で抱え込まず相談する

  • 相談を受けたときは、必要な人へつなぐ

一方的に正解を教えるのではなく、参加者の意見を聴き、異なる考え方を整理しながら、一緒に気づきを見つける授業形式は、子どもたちの主体性を引き出す素晴らしいアプローチだと感じます。

さらに、発達段階に合わせたきめ細やかなカリキュラムが用意されているのも魅力です。

  • 小学校低学年: 「ハラスメントってなあに?」自分も友達も大切にする言葉や行動について、イラストやクイズを使って考えます。

  • 小学校高学年: 「それってハラスメント?困っている人に気づいたら」友達やクラスメイトが困っていることに気づいたときの声のかけ方、自分が嫌だと感じたときの伝え方、相談できる大人について考えます。

  • 中学生: 「ハラスメントのない未来をつくるために」ハラスメントになり得る言動と、意見の違いや適切な注意との違いを考え、相手の人格を傷つけない伝え方を体験します。

  • 高校生: 「社会に出る前に考える、安心して働ける環境」アルバイトや将来の職場を想定し、適切な指導との違い、相手との境界、困ったときの相談方法について考えます。

講師の仕事を体験する「職場体験」

職場体験では、児童・生徒がハラスメント未然防止を伝える講師の仕事を体験します。小学校高学年ではハラスメントカルタやクイズを使い、中学生ではPowerPointやワークシートを使ってクイズの進行やミニ研修に挑戦。高校生は世代や立場の異なる人が安心して協力できる環境について考え、課題と提案をまとめます。これは、学んだことをアウトプットする最高の機会になることでしょう。

児童・生徒が安心して参加するための配慮と学校側の負担軽減

授業では、個人的な経験の発表をさせない、実在の児童・生徒を「行為者」「被害者」と決めつけない、発言や参加を強制しないなど、児童・生徒が安心して参加できる配慮が徹底されています。一つの考え方を正解として押し付けることもありません。

また、学校の先生方にとっても、教材、スライド、ワークシート、進行案は一般社団法人愛知ハラスメント未然防止センターが準備してくれるため、準備負担が大幅に軽減されるのは嬉しいポイントではないでしょうか。学校の目的(キャリア教育、人権教育、道徳など)に合わせて内容を調整してくれる柔軟性も持ち合わせています。

費用無料という大きな魅力

そして何より、愛知県内の学校については、講師料と交通費を含めて無料で実施されるという点が、導入を検討する上で非常に大きな魅力です。これは、企業・法人向けのハラスメント研修などから得られる収益の一部を、社会貢献活動として学校向け活動に活用しているためだそうです。大人の職場で得た学びが、子どもたちの未来へつながる。これほど素敵な「おもいやりリレー」は他にないのではないでしょうか。

無料だからといって、教職員研修の実施や有料サービスの購入を条件とすることもありませんので、安心して相談できます。年間の予算と日程の範囲での実施となるため、興味を持たれた方は早めに相談してみるのが良いでしょう。

お問い合わせ

東海三県の学校関係者の皆さん、ぜひこの機会に「おもいやりリレー」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

実施を前提としない相談のみも可能です。詳細は、一般社団法人愛知ハラスメント未然防止センターのホームページからお問い合わせください。

一般社団法人愛知ハラスメント未然防止センター お問い合わせ

私も、未来を担う子どもたちが、お互いを思いやり、尊重し合える社会を築いていけるよう、心から応援しています!

それでは、また次回の注目ネタでお会いしましょう!編集長KENSAKUでした。

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