最新調査が示す「AI時代の購買行動」
メンバーズの調査は、16歳から60歳以上の男女10,180名を対象に行われました。この大規模な調査から見えてきたのは、AIが商品をおすすめしても、消費者は依然として多角的な情報で「裏取り」をする傾向が強いという事実です。
AI推奨でも「裏取り」は不可欠
生成AIから商品をおすすめされた後の行動として、実に49%もの人が「検索エンジン(Google等)でさらに詳しく調べる」と回答しています。そして、29%が「SNSで一般ユーザーのクチコミや使用感を確認する」と答えているのです。一方で、「AIの情報だけで十分に判断できるため、そのまま購入する」という人は16%にとどまりました。

皆さんも、AIがおすすめする情報に対して、つい「本当かな?」と確認したくなりませんか?この調査結果は、まさに私たちのリアルな感覚を数字で示してくれていますね。消費者はAIの提案をきっかけにしつつも、その情報を鵜呑みにせず、自ら詳細や一般ユーザーのリアルな体験談を探して確認する「裏取り型行動」が定着していると言えるでしょう。
SNS上のクチコミ不在が大きな機会損失に
さらに注目すべきは、生成AIからおすすめされた商品について、SNS上に一般ユーザーによる感想やクチコミが全く見当たらない場合、半数を超える57%が「購入をためらう・見送る可能性が高い」と回答している点です。

せっかくAIが素晴らしい商品を紹介しても、肝心の「人の声」が見当たらないと、購入に踏み切れない気持ち、よく分かります。私たち人間は、やはり人の意見に安心感を求めるものなのですね。この結果は、どれだけAIが精緻な推奨を行っても、SNS上にUGC(ユーザー生成コンテンツ)が存在しなければ、最終的な購買に至らず、大きな機会損失につながる可能性を示唆しています。AI時代のSNSマーケティングにおいて、裏取りに耐えうるUGCの蓄積は不可欠と言えるでしょう。
認知・購買決定の根幹はUGC
SNSで新商品やブランドを「認知するきっかけ」としても、「購入の後押しとなる情報」としても、双方で「一般ユーザーによる投稿やクチコミ」が4割超と最も多くなっています。


SNSでの情報収集が当たり前になった今、友人や見知らぬ誰かのリアルな声が、私たちの購買意欲をこんなにも左右するとは驚きですよね。企業アカウントの公式情報だけでは、なかなか心に響かない時代なのかもしれません。
AI時代に成果を出すSNSマーケティングの3つのポイント
今回の調査結果から、企業がAI時代のSNSマーケティングで成果を出すための重要なポイントが見えてきます。
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「裏取り消費」に応えるUGCの継続的な蓄積
AIの推奨をきっかけに、消費者は検索エンジンや店舗、そしてSNSでリアルなクチコミを確認します。一過性の広告に頼るだけでなく、消費者が裏取りをする際に納得できるUGCをSNS上に絶えず蓄積することが不可欠です。 -
AIの信頼性を高める「オープンなUGC」の創出
AIが「評判が高い」と提示することで消費者の信頼度は高まりますが、自発的にクチコミを発信する層は限られ、クローズドな場での発信が主流になりがちです。AIや他のユーザーの目に触れるオープンなSNS上でクチコミが発生するよう、ユーザーが公の場でシェアしたくなるような商品体験の設計や、投稿を促す仕組みを意識的に構築することが求められます。 -
データに基づいたPDCAサイクルの構築
効果的なSNSマーケティングやブランドコミュニケーションを確立するためには、データの活用が欠かせません。ユーザーインサイトやSNS分析ツールを用いて、投稿のリーチ数、エンゲージメント率、フォロワー属性などを定期的に分析し、これらのデータに基づいてコンテンツ戦略や投稿頻度を改善するPDCAサイクルを継続的に回すことで、より効果的な運用が可能になります。
グッドコミュニケーションズカンパニーの支援サービス
株式会社メンバーズ グッドコミュニケーションズカンパニーでは、このような「AI時代の裏取り消費」に対応し、顧客起点のマーケティングを強化するための伴走型支援を提供しています。
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最新ツールを活用した生成AIモニタリング・AIO(AI最適化)対策
ChatGPTやGeminiなどの主要な生成AIにおいて、自社や競合他社の商品がどのように回答・推薦されているかを可視化する最先端のAIモニタリングツールを活用し、AI時代における新たな顧客接点に最適化するためのマーケティング戦略と、具体的なAIO対策の導入・実践を支援してくれます。 -
専門家によるソーシャルリスニング支援(ソーシャルアナリスト支援)
SNS上に散らばる自社ブランドや競合に関するクチコミを、専門のソーシャルアナリストが収集・分析します。AI推奨後の「裏取り」の受け皿となるUGCの現状を正確に把握し、課題抽出から改善施策の立案までをサポートしてくれます。 -
ユーザーリサーチ・フォロワー調査・ブランド認知度調査
定量・定性の両面から顧客インサイトを深掘りするための各種リサーチを実施し、消費者のリアルな声をデータとして可視化することで、根拠に基づいたSNSコンテンツ戦略の構築とPDCAサイクルの実行を強力に後押ししてくれます。
これからの時代、AIを味方につけるだけでなく、AIが推奨した情報の「裏付け」をどう提供するかが、企業の腕の見せ所になりそうですね。専門家の支援は、きっと心強い味方になってくれるでしょう。
調査レポートの詳細はこちら
本プレスリリースには掲載しきれなかった詳細データ(全20項目)や、生成AI時代のSNSマーケティング考察をまとめたレポート(全39ページ)が無料で配布されています。ぜひ、この機会にダウンロードして、貴社のマーケティング戦略にお役立てください。
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今回の調査結果は、AIが私たちの情報収集や購買行動に深く関わるようになった現代において、企業がどのように消費者と向き合うべきか、明確な指針を示してくれたように感じます。AIの力を最大限に活用しつつ、人間の「共感」や「信頼」を大切にするマーケティングが、これからの成功の鍵となるでしょう。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!編集長 KENSAKUでした。

