シンプルな葬儀の広がり、どれくらいの人が知っている?
まず、このシンプルな葬儀形式がどれくらい人々に認知されているのか、気になるところですよね。株式会社NEXERと自由に家族葬による調査では、全国の男女500名を対象に「家族葬や直葬など、費用を抑えたシンプルなお別れの形が増えていることを知っていますか?」と尋ねました。

結果は、57.4%の方が「知っている」と回答しました。半数以上の方が認識しているというのは、やはり世の中のトレンドとして定着しつつある証拠ではないでしょうか。一方で、まだ4割以上の方が「知らない」と答えているのも見逃せません。お葬式という人生の大きな節目に関わる情報だからこそ、もっと広く共有されるべきだと私は思いますね。
シンプルな葬儀が選ばれる理由、その本音とは?
では、なぜシンプルな葬儀が選ばれるようになってきているのでしょうか?この問いに対して、最も多かった回答は「時代に合っていると思う」(37.0%)でした。

「核家族化が進み、宗教に囚われない若者が増えている」「それぞれの家庭の事情や価値観が多様化している」といった理由が挙げられています。少子高齢化という社会背景も、この流れを後押ししているのかもしれません。
次に多かったのは「費用を抑えられてよい」(24.4%)、「家族の負担が少なくてよい」(14.2%)という現実的な理由でした。物価上昇でお金がかかる現代において、葬儀にかかる費用を抑えられる選択肢があるのは、多くの人にとって魅力的だと感じられるでしょう。また、準備や対応で家族にかかる精神的・肉体的な負担を軽減したいという思いも、共感できる方が多いのではないでしょうか。「費用も何かと煩わしい人付き合いも少なくて済むと思う」という意見は、まさに現代人の本音を表しているように感じますね。
形式よりも、故人を偲ぶ気持ちや残された家族の負担を重視する傾向が強まっていることが伺えます。
「炉前お別れ」への印象、賛否が分かれるのはなぜ?
さらに一歩踏み込んで、「式を行わず、火葬前に炉の前でお別れをする」という形式、いわゆる「炉前お別れ」について、どんな印象を持っているかという質問もありました。

「ある程度良い印象」(43.6%)と「とても良い印象」(19.8%)を合わせると、6割以上の方が肯定的に捉えていることがわかります。しかし、「あまり良い印象ではない」(25.0%)、「まったく良い印象ではない」(11.6%)という否定的な意見も3割を超えており、より簡素な形式になるほど、意見が分かれる傾向が見られます。
肯定的な意見としては、「遺された家族の負担が減る」「お見送りは気持ちが大事」「シンプルで時間を取らずいい」といった声が聞かれました。一方で否定的な意見には、「しっかりとお通夜・お葬式をして気持ちを整理したい」「簡素すぎる」といった、儀式としての意味合いを重視する声が目立ちました。
合理性を求める現代的な価値観と、伝統や心の整理を重んじる気持ち。どちらも大切な要素であり、このバランスをどう取るかは、個々人や家族の考え方によるところが大きいのでしょうね。皆さんは、この「炉前お別れ」について、どのように感じられますか?
故人や家族の希望を最優先にすべき、その強い思い
最後に、葬儀の形は「世間体や慣習」よりも「故人や家族の希望」を優先すべきだと思うか、という問いがありました。

「とても思う」(59.0%)と「やや思う」(28.4%)を合わせると、なんと87.4%もの人が「故人や家族の希望を優先すべき」と考えていることが判明しました。これは圧倒的な数字ですね!
「故人の意思と遺された家族の意思が一番大事だと思うから」「周りより個人の意見の方が大事だから」といった理由が挙げられています。葬儀は故人のためのものであり、遺族が心穏やかにお別れできることを最優先したいという、強い思いが伝わってきます。世間体や慣習にとらわれず、自分たちらしいお別れをしたいという現代の価値観が、はっきりと示された結果だと私は感じました。
まとめ:自分らしいお別れのために、今から考えること
今回の調査を通じて、シンプルな葬儀形式が広く認知され、肯定的に受け止められていることが明らかになりました。その背景には、時代の変化に合わせた合理性や、故人・家族の希望を尊重する価値観があるようです。
お葬式に「これが正解」という形はありません。大切なのは、故人や遺された家族が納得し、心からお別れできる形を選ぶことです。選択肢が増えている今だからこそ、元気なうちに家族と話し合い、自分たちらしい見送り方を考えておくことが、きっと後悔のないお別れにつながるのではないでしょうか。
「自由に家族葬」では、様々な葬儀の形について情報を提供していますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
- 自由に家族葬: https://jiyuni-kazokusou.jp/
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!編集長 KENSAKUでした!


