主要AIのキャンペーン捕捉率は43.3%に留まる
AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるStellagent株式会社が、家電量販店の公式サイトに掲載されているセール・キャンペーン情報を、主要生成AIが買い物相談の文脈でどこまで案内できるかを調査しました。対象となったのは、ビックカメラ、ノジマ、コジマの3ブランドで、2026年7月29日時点で確認できた合計9件のキャンペーンです。これらをChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity、Copilotの5つのAIに質問し、その捕捉率を調べたとのことです。
調査の結果、公式キャンペーン9件に対する90件の捕捉機会のうち、AI回答がキャンペーン名を明示的に挙げたのは39件で、捕捉率は43.3%でした。半数以上が見つけられていない、という結果には、私KENSAKUも少し驚きました。AIの進化が目覚ましい昨今ですが、まだ万能ではない、ということかもしれませんね。

AIによって捕捉率に大きな差
さらに詳しく見ていくと、AIによって捕捉率に差が見られました。PerplexityとCopilotが55.6%と最も高い捕捉率を示した一方で、ChatGPTとGeminiは27.8%に留まっています。Claudeは50.0%でした。
AIにも得意不得意がある、ということでしょうか。検索・引用機能が強いAIでも、今回固定されたキャンペーンをすべて安定して拾ったわけではない、という点は、私たち消費者がAIを利用する上で心に留めておくべきポイントだと感じました。

ブランドによっても捕捉率に差
また、ブランド別でも捕捉率に大きな違いが出ました。ビックカメラが70.0%と高かったのに対し、ノジマとコジマはそれぞれ30.0%に留まっています。

ビックカメラでは「オンライン SUMMER SALE」「当社指定エアコンの最長10年無料保証」「買い替え最大5万円引き」といったキャンペーンが複数のAIに捕捉されやすかったとのことです。一方で、ノジマとコジマでは、公式サイトに多数の施策が並ぶ中で、今回の調査対象となった3件のキャンペーンの捕捉が不安定だったようです。
なぜこんなにも差が出るのか、皆さんも気になりませんか?これは、各社の情報掲載の仕方がAIの認識に影響しているのかもしれませんね。
賢い情報収集のために
この調査結果から、私たち消費者がAIを情報収集に活用する際に、いくつか意識すべき点が見えてきます。
まず、AIは便利なツールですが、すべての最新情報を完璧に捉えているわけではない、ということを理解しておくことが大切です。特に、期間限定のセールや特定の条件が付くキャンペーンなど、詳細な情報については、AIの回答を鵜呑みにせず、最終的には必ず公式サイトで確認する一手間が、賢い買い物には必要かもしれませんね。
また、小売事業者にとっても、今回の調査は重要な示唆を与えています。キャンペーン情報は「掲載する」だけでなく、AIが見つけやすく、条件を理解し、購買文脈で再提示できる形に整える必要がある、ということです。セール名、対象カテゴリ、期間、特典、対象外条件、公式URLなどがページごとに分散していると、AIは一部だけを拾ったり、別の施策を優先したりする可能性があるそうです。
キャンペーン一覧ページでは、開催中、終了済み、地域限定、アプリ限定、メーカー主催、決済事業者主催といった情報を、AIが機械的に区別できる構造にすることも重要でしょう。人間には「キャンペーン一覧」として読めても、AIにとっては、どれが今使える公式キャンペーンで、どれが参考情報なのかを判断しにくい場合があるのです。
小売事業者は、自社の重要キャンペーンが主要AIでどのように案内されるかを定期的に監査することで、未捕捉や終了済み情報の混入、公式URL不足などを早期に発見できるでしょう。私たち消費者も、AIが提示した情報だけでなく、公式サイトで最新情報を確認する習慣をつけることで、よりお得で間違いのない買い物ができそうです。
今回の調査は、2026年7月29日時点のAI回答と公式サイト情報に基づく探索的調査であり、試行回数も1回であるため、同一条件でも回答は揺れる可能性もあるとのことです。しかし、AI時代の情報収集のあり方を考える上で、非常に示唆に富む内容だと感じました。
詳細レポートはこちらからご確認いただけます。
Stellagent株式会社について
Stellagent株式会社は、AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるエージェンティックコマース基盤を開発する企業です。
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会社名:Stellagent株式会社
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代表者:代表取締役 鈴木 章広
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所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい8F WeWork
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設立日:2022年2月22日
本件に関するお問い合わせ
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今回は、AIを使った家電のキャンペーン情報収集について、現状と今後のヒントをお届けしました。AIは私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしい技術ですが、その特性を理解し、上手に付き合っていくことが大切だと改めて感じましたね。皆さんも、AIを賢く活用しつつ、最後は自分の目で確認する「ひと手間」を忘れずに、お得な家電ライフを楽しんでください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。編集長 KENSAKUでした!


