経済の最前線を「知」で読み解く
この本は、2020年代以降に進行した円安を背景に、財務省が実施する「為替介入」の全貌を明らかにする入門書です。著者は、経済学者でありながら、経済政策の実務にも深く関わってきた服部孝洋氏。実務家としての経験を持つ方が書かれた本と聞くと、その内容には説得力がありますよね。私も、専門家の視点から語られる真実には、いつも心を惹かれます。
書籍では、為替のメカニズムから介入実施の過程、さらには政策としての歴史までを丁寧に解説しています。そして、為替介入によって生まれる外貨建て資産「外為特会」の謎にも迫るというのですから、これは見逃せません。200兆円規模という言葉を聞くと、そのスケールの大きさに驚かされますが、その正体を知ることは、日本経済を理解する上で非常に重要だと感じます。
本書で学べること
本書の目次を少しご紹介しましょう。
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第1章 為替介入と外為特会とはなにか
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第2章 為替介入を知るためには財務省の体制を知るべき
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第3章 為替介入の実態
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第4章 外為特会はどのように運用されているのか
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第5章 予算と特別会計
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第6章 外為特会とリスク管理
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第7章 財源としての外為会計
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第8章 外為特会によるドル貸し出し
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第9章 為替介入と資金調達
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第10章 為替市場とデリバティブ(金融派生商品)
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第11章 フォワード(為替スワップ)とカバー付き金利平価
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第12章 通貨先物と海外の投機筋のポジション
これだけ多岐にわたるテーマを網羅していると、為替の全体像が本当に見えてくるような気がしませんか?服部氏は、ロングセラーとなった『はじめての日本国債』の著者でもあり、難しいテーマを分かりやすく解説することに定評があります。経済に苦手意識がある方でも、きっと安心して読み進められるはずですよ。
書籍情報
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タイトル: 為替介入とは何か 200兆円規模「外為特会」が生まれた謎
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著者: 服部孝洋
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発売日: 2026年8月7日(金)※電子書籍も同日発売
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定価: 1,320円(10%税込)
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判型: 新書判
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ページ数: 368
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ISBN: 978-4-08-721425-3
集英社新書は「知の水先案内人」をキャッチフレーズに、知識に裏付けされた知恵を提供する「真の意味での実用書」をコンセプトとしています。まさに、この本はそうしたコンセプトにぴったりの一冊と言えるでしょう。
この本を読めば、きっと日々のニュースの見方が変わるはずです。円安の動向や為替介入のニュースに漠然とした不安を感じていた方も、この機会にぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。私もぜひ読んで、経済の理解を深めたいと思っています。
詳しくはこちらをご覧ください: https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721425-3
それでは、また次回の注目ネタでお会いしましょう!
編集長 KENSAKU

