現代社会でなぜ情報リテラシーが重要なのか
2022年度から高等学校で「情報Ⅰ」が必修化され、プログラミングやネットワークの基礎知識の習得が求められています。しかし、AIやデジタル技術の驚異的な進歩により、情報の状況は目まぐるしく変化しています。情報を活用する以前に、「正しい情報を見極める」という基本的な力が、ますます重要になっているのではないでしょうか。情報の真偽を見極める力は、これからの社会を生き抜く上で、本当に欠かせないものだと私も日々感じています。
SNSでは煽情的なテーマやフェイクニュースが拡散されやすく、AI技術を使った「ディープフェイク」といった、本物と見分けがつかないようなニセ情報も増えています。このような状況で、私たちはどのように情報を捉え、判断していくべきなのでしょうか。この本は、そんな皆さんの疑問に答えてくれる、まさに「羅針盤」のような存在になってくれるでしょう。
本書で学べる3つの大きな特長
『入門 高校生のための情報リテラシー図鑑』は、情報収集・活用のためのスキルだけでなく、「正しい情報の見方、捉え方」という視点も重視し、図表、イラスト、写真を使ってビジュアルにわかりやすく解説しています。全ページオールカラーで、視覚的に楽しく学べる工夫が凝らされているのは、素晴らしいですね。
1. 「正しい情報の見方・捉え方」が分かるようになる!

情報には「残存性」「複製性」「伝播性」という3つの特徴があります。本書では、情報とは何かという基本的な定義から始まり、フェイクニュースの種類(ニセ情報と誤情報)や、AI技術を用いたディープフェイクの脅威について詳しく解説しています。また、人間がなぜフェイクニュースを信じてしまいやすいのか、その心理的な仕組みである「信念バイアス」や「確証バイアス」についても触れられています。これからの時代、情報の受け手として、これらの知識は本当に重要になりますね。

2. 情報を活用して課題を解決する力が身につく!

ただ情報を知るだけでなく、それをどう活用して現実の課題を解決するのかも、この本で学べます。例えば、文化祭の出し物を企画する際に役立つ「ブレインストーミング」や「KJ法」といったアイデア整理術、さらには選挙の候補者について多角的に情報を集め、自分の意思を政治に反映させる方法まで、具体的な事例を通して実践的な情報活用能力を養うことができます。私たちが社会の一員としてより良い選択をするために、こうしたスキルは不可欠だと感じます。

3. コンピュータやインターネット、プログラミングの基礎知識が学べる!

デジタル化が進む社会において、コンピュータやインターネット、そしてプログラミングの基礎知識はもはや常識となりつつあります。本書では、プログラミングで何ができるのか、無料で使えるプログラミングツール「Scratch」を使った迷路ゲームの作成方法、さらには生成AI(ChatGPTなど)を活用したプログラミングの方法まで、初心者でも楽しく挑戦できる内容が紹介されています。AIが魔法のように便利に見えるかもしれませんが、その仕組みや限界を知ることで、より有効かつ安全に活用できるようになるでしょう。

監修者からのメッセージ
本書は、京都精華大学メディア表現学部教授の鹿野利春氏が監修されています。鹿野氏からは、「情報リテラシーとは、簡単に言うと『情報を正しく解釈し、正確に発信する力』のことである。これからの社会を生き抜くためには必須の力である」とのメッセージが寄せられています。知識、技能、思考の3つの要素をバランス良く身につけることの重要性が語られており、この本がその第一歩となることを期待されています。
書籍情報と購入方法

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タイトル: 『入門 高校生のための情報リテラシー図鑑 正しい情報を見抜くために高校生必須の1冊』
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監修: 鹿野利春
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ISBN: 978-4-7619-3106-3
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書籍仕様: B5判・112ページ・オールカラー
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定価: 5,280円(税込)
購入は以下のオンラインストアから可能です。
編集長 KENSAKUからのメッセージ
この一冊が、皆さんの情報社会を生き抜く羅針盤となることを、心から願っていますよ。価格は5,280円(税込)と、一見すると少し高く感じるかもしれませんが、これからの時代に不可欠な「情報リテラシー」という一生もののスキルが身につくと考えれば、決して高い買い物ではないと私は思います。ぜひ、この機会に手に取っていただき、情報との賢い付き合い方を見つけてくださいね。皆さんの未来を拓く力となることを願ってやみません。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
編集長 KENSAKU


