新ブランド「FE」が目指すもの
「FE」は、世界各地で培われた刃物づくりの技術と、日本の洗練されたデザイン思想を融合させることで、包丁の新たな価値を提案しています。特定の産地や伝統にとらわれず、現代の素材や最新の製造技術を積極的に取り入れ、日本の厳しい性能基準のもとで製品を開発しているとのことです。
彼らの根底には、「ものづくりの技術は、知識が国境を越えて交わることで進化していく」という考え方があるそうです。世界中の良い技術を取り入れ、新しいものづくりへと昇華させる。この国際的な視点こそが、「FE」の大きな特徴と言えるでしょう。

伝統を受け継ぐ「MUSASHI JAPAN」と、革新に挑む「FE」
TAIMATSU株式会社は、これまで和包丁ブランド「MUSASHI JAPAN」で日本の伝統を世界に届けてきました。そして今回、「FE」という新ブランドを立ち上げたことで、伝統を守りながらも、次の可能性へと挑戦する姿勢を示しています。
「MUSASHI JAPAN」は、日本の和包丁が持つ素材、形、技法、職人の技術といった伝統的な価値を尊重し、その魅力を守りながら世界へ発信しています。

一方、「FE」は、これまでの枠組みにとらわれず、包丁の持つ可能性を広げることに挑んでいます。切れ味や使いやすさ、耐久性、デザイン、そして現代の暮らしや使い手のニーズに合わせた、今の時代だからこそできるものづくりを追求しているのです。

伝統と革新、どちらも大切にしながら進む姿勢、私個人としてはとても共感できますね。皆さんはどう思われますか?
約2年の構想を経て、世界へ
「FE」の構想は2024年に始まり、「これからの包丁づくりはどうあるべきか」という問いからスタートしたそうです。日本の包丁が培ってきた価値を大切にしつつも、産地や従来の製法だけでなく、世界の素材や製造技術に目を向け、日本のデザイン思想と品質へのこだわりを融合させる。この可能性を約2年かけて追求し、誕生したのが「FE」なのです。
2026年2月には、ドイツ・フランクフルトで開催された世界最大級の国際消費財見本市「Ambiente」に出展し、「MUSASHI JAPAN」の包丁とともに「FE」の包丁が世界のバイヤーや小売関係者に紹介されました。会場では、「刃の表情に独自性があり、店頭でも目を引く」「モダンで力強いデザインが印象的」といった声が寄せられたそうです。デザイン性だけでなく、切れ味や握りやすさといった実用面でも高い評価を得ており、今後の展開が非常に楽しみですね。


「FE」のオリジナルシリーズ「ZAKU」の魅力
新ブランド「FE」の第一弾として発表されたのが、オリジナルシリーズ「ZAKU(ザク)」です。

「ZAKU」は、中国の最先端機械技術を持つスタートアップ企業との共同開発によって誕生しました。TAIMATSUが素材選定から刃の仕様、使い心地、細部のデザインまで、一から企画・設計した初めてのオリジナルシリーズだそうです。異なる技術と知見を掛け合わせ、「ともに作る」という姿勢が、「作」と共同開発先の名称の一部を重ねた「ZAKU」という名に込められています。
隕石から着想を得たデザイン
「ZAKU」のデザインモチーフは、宇宙から飛来する「隕石」だそうです。荒々しく無骨な隕石の質感を思わせる表情を刃に取り入れ、磨き上げられた刃先とのコントラストによって、独特の存在感を生み出しています。力強さの中に研ぎ澄まされた美しさを感じさせる、まさに「ZAKU」を象徴するデザインと言えるでしょう。道具としての機能性はもちろん、手にするたびにその世界観を感じられる一本を目指したとのことです。
隕石のデザイン、なんて斬新なのでしょう!キッチンに立つたびに、その力強い存在感に心惹かれることでしょうね。皆さんのキッチンにはどんな包丁が似合うと思いますか?

自分らしい一本をつくる、新しい包丁の選び方
「FE」では、完成品を購入するだけでなく、好みの刃とハンドルを組み合わせて、その場で自分だけの一本を作ることもできるそうです。組み合わせは約400通りにもなるそうで、これならきっと自分だけの特別な一本を見つけられるのではないでしょうか。
さらに、ハンドルは購入後に交換することも可能で、使い方や好みの変化に合わせて、自分らしい一本へとアップデートしていけるとのこと。「包丁は作られた日に完成するのではなく、使い続けることで完成に近づいていく」という発想が、とても素敵だと感じました。この「使い続けることで完成に近づく」という考え方、まるで人生のようではないでしょうか?愛着を持って長く使える道具は、本当に素晴らしいものです。

「透明性」という新たな価値
「FE」のものづくりを特徴づけるもう一つの要素が、「透明性」です。
店舗では、包丁の組み立てから仕上げ、検品までを、お客様から見える環境で実施しています。さらに、感覚だけでは伝わりにくい「切れ味」を専用の機械で測定し、その性能を数値として可視化するとのことです。どのように作られ、どのような性能を持っているのか、お客様自身がその場で確かめられるというのは、安心感につながりますよね。


切れ味を数値で可視化するというのは、まさに新しい時代のものづくりだと感じます。これなら、自分にぴったりの一本を自信を持って選べそうですよね。
「FE」が目指す新たなスタンダード
「FE」の立ち上げは、TAIMATSU株式会社にとって新たな成長フェーズへの一歩だと言えるでしょう。MUSASHI JAPANで培ってきたものづくりへのこだわりを軸に、ブランドや商品の可能性をさらに広げながら、国内外のさまざまな市場に向けた展開を進めていくとのことです。
伝統を受け継ぎ、現代の技術と発想で進化させる「FE」。これからの刃物に求められる機能性とデザイン性を追求し、新たなスタンダードの確立を目指しています。皆さんのキッチンにも、この新しいスタンダードの一本を迎えてみてはいかがでしょうか?
TAIMATSU株式会社 概要
設立: 2023年11月
代表取締役: 王 威漢
所在地: 東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX棟22階
E-mail: help@tai-matsu.jp
TAIMATSU株式会社は、日本の伝統工芸を再定義する企業です。世界各国から集まった多様なバックグラウンドを持つメンバーが、革新的な視点で伝統工芸の可能性を追求しています。
運営ブランド
MUSASHI JAPAN(和包丁事業)
https://www.musashihamono.com/YOKAI JAPAN(日本酒・香水事業)
https://yokaijapan.jp/FUJI JAPAN(伝統文化体験事業)
https://fujijapan.jp/SAMURAI TAX(免税販売手続き支援サービス事業)
https://samurai-tax.com/一刀(ITTO)(飲食事業)
https://ittojapan.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございます。編集長のKENSAKUでした。また次回の記事でお会いしましょう!


