こんにちは、編集長のKENSAKUです。大河ドラマを見ていて気になるのは、大きな出来事だけでなく、そのとき人物が何を思っていたのか、ということではないでしょうか。『豊臣兄弟!』で徳川家康を演じる松下洸平さんの言葉には、家康の見え方を少し変えてくれる手がかりがあります。
秀吉への臣従を、どう受け止めるか
美術展ナビのインタビューで、松下さんは家康の本音について「本心から秀吉に臣従すると誓いました」と語っています。
注目したいのは「本心から」という部分です。相手に従う決断を、立場上やむを得ないものとして見るのか、それとも本人の誠実な思いとして見るのか。同じ行動でも、その受け止め方によって人物像は違って見えてきます。
もちろん、これは家康を演じる松下さんが語る役の内面です。歴史上の家康の心中が、そのまま確定するという話ではありません。ドラマの人物を理解するための視点として受け取ると、より興味深く楽しめそうです。
先の展開よりも、その瞬間の気持ちに目を向ける
歴史ドラマでは、その後の出来事を知っているからこそ、登場人物の言葉を疑って見てしまうことがあります。けれど、後の結果だけで、その時点の気持ちまで決めつけなくてもよいのかもしれません。
私が今回の言葉にひかれるのは、家康を単なる駆け引きの巧者としてではなく、一つの決断に向き合う人物として見つめる余地があるからです。秀吉と向き合う場面を見る際には、せりふだけでなく、表情や間にも目を向けたくなります。
これから見る方も、すでに楽しんでいる方も、「このときの家康は本気だったのか」という問いを心に置いてみてはいかがでしょうか。正解を急がず、人物の気持ちを考える時間も、大河ドラマの楽しみの一つだと思います。
それでは、また。編集長KENSAKUでした。皆さんのドラマ時間が、少し深く、味わいのあるものになりますように。
出典:美術展ナビ「【大河ドラマ 豊臣兄弟!】徳川家康役・松下洸平さんに聞く“家康の本音”」
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