止まらないカプセルトイブーム!市場規模は過去最高を更新
一般社団法人日本カプセルトイ協会(JACTA)が発表した令和7年度(2025年)のカプセルトイ市場動向調査結果によると、製造元出荷ベースでの市場規模がなんと約1,960億円に達しました。前年度(2024年度)の1,410億円から39.0%も増加し、金額・対前年増加率ともに過去最高の伸びを示しているんです。
「え、そんなに大きくなっていたの!?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。これは、カプセルトイが一時的なブームではなく、市場としてさらなる成長を遂げていることを強く示唆しています。もし、イベント物販や企業オリジナル商品なども含めると、市場規模は2,000億円を超えているとみられます。
あなたの街にも増えた?全国で900店舗超のカプセルトイ専門店
2025年も、2021年頃から主流となっている「店舗型カプセルトイ専門店」の出店が全国的に増加しました。2026年1月31日現在、全国で900店舗以上(協会調べ)に達し、昨年度に比べ200店舗以上も増えているそうです。本当に、あちこちで見かけるようになりましたよね。

カプセルトイメーカーは約70社に増加しており、参入障壁はそれほど高くないようです。一方で、流通構造上、カプセルトイマシンの確保が必要となるカプセルベンダーへの参入障壁は依然として高く、既存のベンダー間でのシェア争いが続いているとのことです。
価格上昇と大型化のトレンド:400円・500円が主流に
最近、カプセルトイの価格がちょっと高くなったかな?と感じませんか?円安や材料費・人件費の高騰を受け、商品単価は上昇傾向にあります。調査によると、400円と500円商品を合わせたシェアが48.1%とほぼ半数を占めているそうです。

しかし、その分、商品のクオリティも上がっていると感じませんか?新たに登場した90φカプセル(直径9cmのカプセル)を排出できるカプセルトイマシンは、これまでカプセルに収まらなかった大型のフィギュアやぬいぐるみなども商品化を可能にし、市場の商品バリエーションを格段に広げています。これは、私たち消費者にとっては嬉しい進化ですね。
購買層の広がりと多様化する商品戦略
カプセルトイのメインターゲットは引き続き20~30代女性ですが、購買層は男女年齢を問わず広がりを見せています。年間約5億5千万個も販売されている計算になり、これは日本人一人当たり年間4~5個を購入していることに相当するそうです。すごい数字ですよね!もはやカプセルトイは単なるブームではなく、日常的な購入カテゴリーの一つになったと言えるでしょう。
人気のヒミツは「懐かしさ」と「推し活」
トレンドとしては「平成女児ブーム」が過熱しており、「サンリオ」や「たまごっち」などの平成キャラクターのリバイバル、平成初期に流行したブランドとのコラボ商品が特に人気を集めています。懐かしい!と感じる大人たちも多いのではないでしょうか。
また、引き続き「推し活グッズ」も好調で、さまざまな商品仕様が展開されています。自分の「推し」のグッズがガチャガチャで手に入るなんて、ファンにはたまらない魅力ですよね。
インバウンド需要も依然として高く、特に人気の観光地付近では、半数以上をインバウンド客が占めることもあるそうです。2025年には「鬼滅の刃」「呪術廻戦」など海外でも人気のアニメ映画が公開され、カプセルトイの売上を牽引しました。
専門店の差別化策
「企業コラボグッズ」は市場が飽和し、売上が鈍化傾向にある一方で、クリエイターズグッズなど特定のファン層を狙ったニッチな商品が増加しています。これにより、SKUの拡大やオリジナル商品の導入を通じて、各カプセルトイベンダーの差別化が進んだ一年となりました。
2026年の展望:さらなる市場拡大と業界再編の動き
2026年もカプセルトイ市場規模はさらなる増加が見込まれています。これまでは大型商業施設へのテナント出店が中心でしたが、2025年からは路面店も増加しており、今後さらに100店舗超の増加が期待されます。
市場拡大に伴い、カプセルトイメーカーへの新規参入も引き続き見込まれるでしょう。加えて、カプセルトイベンダーではシェア確保を目的とした業務提携や業界再編の動きが予想されます。2025年にはカプセルトイ関連企業のM&Aが複数件発生しており、今後も他業種からの関心が高まるとみられます。
カプセルトイは、私たちに小さな驚きと喜びを与えてくれる存在です。これからもどんな面白い商品が登場するのか、どんな新しい体験ができるのか、今から楽しみで仕方ありませんね!


